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監督&ゲームプロデューサーのコメントが到着しました。

2019.01.31
お知らせ

監督・平川哲生氏コメント

カルト的な人気作品の多くは、作品そのものの未完成な部分を、受け手側が補完することで成り立つと思います。それは『YU-NO』も同じです。壮大な構想において、現実の諸問題でクリアできなかったものの、その熱量がこぼれ出している部分が人の心を打っているのではないでしょうか。95年前後はそういう作品が多かったと思います。代表的な作品だと、『新世紀エヴァンゲリオン』『もののけ姫』『リトル・ブッダ』など、これは『YU-NO』にも多大な影響を与えています。

アニメ化するということで、シナリオの作成は難航しました。ゲームと違って、アニメは1本のストーリーしか描くことができない。その中で1番難しかったのは、主人公たくやの行動に一貫性や動機を与えたりする部分です。しかし各話の脚本家の方々にもアイディアをいただいて、なんとか納得のいく形にできました。


ゲームプロデューサー・浅田誠氏コメント

本作が伝説のゲームと呼ばれる1番特異な点は、「A.D.M.S(アダムス)」と略させるオート分岐マッピング・システムだと思います。
並列世界の物語を描くにあたり、A.D.M.Sでシナリオの分岐点などを目で確認しさらに分岐していく世界を探索する要素が一番の魅力ではないでしょうか。
アニメ化において、並列世界全ルートを表現する上で、最初に計画した構想通りゲーム以外のほかのメディア展開ができたことは満足しています。
逆に理論表現上、再現できなかったシーンなどに関しては悔しい思いをしました。


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